いつの頃からか、映画・音楽・文章に感動すると、うるうるしてしまうオヤジです
もはやジーさんだね…
昨日は、そばで愛妻がソファーに横になっていたので、何度かグッと涙を堪えるオヤジでした
ちょっとだけ映画の説明をします
《あの日の指輪を待つきみへ》は、過去から現在に至る戦争・紛争の悲劇も織り交ぜながら、時を超えた愛(男女の愛・友としての愛・人としての愛)を謳いあげた素晴らしい作品です
シャーリー・マクレーン、クリストファー・プラマーはもちろん、まわりを固める役者も素晴らしく、オヤジをドラマに引き込んでいきます
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あの日の指輪を待つきみへ |
ミーシャ・バートン、ビューティフル♪ |
今や貫禄の大女優、シャーリー・マクレーンですが、 《アパートの鍵貸します》では、Cute♪ |
イギリスとアイルランド |
ところで、この映画の舞台は、ミシガン州のブラナガンと北アイルランドのベルファストですが、そのベルファストでの《北アイルランド紛争》がシリアスに描かれています
しばしば他の映画・ドラマでも、《北アイルランド紛争》について触れられていますが、知識の浅いオヤジにはちょっと難解です これまでは気に止めず、そこのところは流して映画を観ていました
今回、前々から気になっていた《北アイルランド紛争》について、ちょっとだけ(まさにちょっとだけ)調べてみる事にしました
一般的に日本で言うところのイギリスとは、正式名称グレートブリテン及び北アイルランド連合王国であり、アイルランドは別の国です
オヤジはラグビーをやっていたお蔭で、何となく元々は複数の国が存在したんだなぁ~くらいの認識はありましたが、詳しくは知りませんでした いろんな場面で勉強不足が露呈しますね…
ちなみに、そのラグビーの話ですが、現在シックス・ネイションズといってヨーロッパの強豪6ヶ国の対抗戦があります その国々には、フランス・イタリアも含まれますが、元々はイングランド・スコットランド・ウエールズ・アイルランドの4ヵ国の対抗戦が始まりで、国の威信を掛けた戦いです
話を《北アイルランド紛争》に戻しますね
Webで調べた請売りの浅い知識ですが、17世紀、イギリスはアイルランド島を植民地にし、スコットランドなどから、多くのイギリス人がアイルランドに移住しました
しかしその後、アイルランド島は原住民のものであると、イギリスに対して土地の返還を求める運動が起き、1949年アイルランドは独立を勝ち取ります
ただしその独立には、イギリス移民の多いアイルランド北部は、イギリスに残すという条件が付いていました そのアイルランド北部が《北アイルランド》です
その結果、北アイルランドで、原住民(カトリック:北アイルランドの35%)が、イギリスからの移民(プロテスタント:北アイルランドの65%)によって、差別や不公平な扱いを受けることになります
そこでアイルランド派の人々は、1969年にテロ組織としてのIRAを結成し、北アイルランドからイギリス派の人々を追い出し、アイルランド共和国として統一する運動を展開することになります
一方イギリス派の人々も、アイルランド派のテロ組織に対抗したテロ組織を作り、果てしない殺戮が繰り返されることになりました
1998年、イギリスとアイルランドの間でベルファスト合意が結ばれましたが、まだ完全な問題解決には至っていない、という事です
映画を観ると、ストーリーに感動するだけでなく、国の背景などの勉強にもなりますね
学校は大嫌いでしたが、興味のあることをWebで調べるのは楽しいですね♪
今はWebを活用すると、様々な情報を入手できます
中には誤った情報も多く、混乱を招くことも多々ありますが、偏った内容の教科書やマスコミの操作する情報だけを鵜呑みにしていた少し前の状況と比べると、格段に素晴らしい環境といえますね
これからもちょっとずつ、知識(雑学)を増やしていきたいと思う52才のオヤジです
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